【 店の主人 】
「メルティアノ王国は建国より63年の歴史を持つ王国だ。
現在の国王はヒストリア・ムラノフT世であり、軍事的直感に
優れた王として誉れ高い。
しかしながら、近年においては多大なる武力を背景に国内に
弾圧の嵐を吹きあらせ、暴君と呼ばれ始めている。
王国に対し、レジスタンスが組織されたとの噂ももあるものの、
未だに真贋さだかではない・・・。
あんたも名を上げて、王国の勇者となれるようにな・・・。」
◆メルティアノ建国話
大陸暦1946年に辺境の地であるオメレリア地方に興った王国。
建国王は「トキノリア・コミネリアT世」で、もとは"オメレリア地方"の
小部族"ネリア族"の族長であった。
このオメレリア地方は大陸の辺境にあり、東側に存在する
王国からは"蛮地"とされていた地方であり、小部族が乱立する
地方であった。
建国当初は「コミネリア王国」といい、建国後18年程で国王が崩御。
その事態を収拾し、国王となったのがトシリウス・ムラノフT世で
あった。その後、5年ほど前にトシリウス・ムラノフT世が皇太子で
るヒストリア・ムラノフに王位を継承し、現在に至る。
ヒストリア・ムラノフは王位継承に際し、王国名も「メルティアノ」と
改名し、王権強化を実施。国内を掌握した。
◆メルティアノ六貴族
メルティアノ王国を運営するにあたり、王国内で勢力を持つ6つの
家門を六貴族という。新国王として即位したヒストリア・ムラノフは
王権強化を望むものの、国内の貴族からの支持が薄かったため、
即位後に登用した人物を貴族として抜擢し、旧貴族と争わせた。
現在勢力を持つ六貴族とは、以下の通りである。
・コミネリア家当主"キミシス・コミネリア"
コミネリア家は建国王家の直系であり、ムラノフ家へ王位継承は
なされたものの、多大なる財と権力を持つ。
ただし、現在の当主であるキミシス・コルネリアは60歳を過ぎた
女性であり、子もなく野望もない。
すでに王国の運営には関与しておらず、隠遁した生活を過ごす。
・エノールド家当主"アキルノーア・エノールド"
エノールド家は建国王トキノリア・コミネリアの娘婿が興した家名で、
建国王崩御の際はムラノフ家と王位継承権を争った家柄でもある。
しかし、現当主のアキルノーアは無能な人物で、大陸暦2009年
4月30日に失政を責められ失脚した・・・。
これによりエノールド家は断絶し、貴族位は消滅した。。。
・ヤーマザルド家当主"カッツド・ヤーマルド"
ヤーマルド家は建国王トキノリア・コミネリアに仕えた家柄で、
二代国王トシリウス・ムラノフ政権下では騎士団長を輩出した
家柄でもあった。現在では当主のカッツド・ヤーマルドが軍事
顧問として王国に仕える。しかし、現当主の跡継ぎであったイクサスは
無能な人物で、大陸暦2009年4月30日に失政を責められ国外追放と
なり失脚した・・・。これにより、ヤーマザルド家の繁栄に翳りが見えた。
・クラボレアス家当主"タズクヤーリ・クラボレアス"
メルティアノ国王ヒストリア・ムラノフの友人であり、国王即位後に
登用された国王の右腕。軍事と内政を統括する立場にあり、
国王の信任も厚い。しかしながら、穏やかな人物で王国内に
起こる貴族同士の争いや不満を止められず、人心が完全に
離れてしまった・・・。
・ナーガツリア家当主"ヨシール・ナーガツリア"
国王ヒストリア・ムラノフにより抜擢され大貴族となり、王国内の
騎士団を束ねる軍事最高責任者。抜擢前は身分の低い騎士で
あったため、彼の抜擢に異を唱えるものも多かった。
そのため、騎士団長就任後に大々的な粛清を行い、不穏分子の
一掃を実行し、騎士団の全権を掌握した。
掌握後も弾圧を繰り返し、王国内に粛清の嵐が吹き荒れた。
・ツァーリ家当主"ユージィ・ツァーリ"
国王ヒストリア・ムラノフにより他国より招聘された内政執務官。
国内の内政が弱体化したメルティアノ王国を立て直すため、
大貴族に抜擢される。しかしながら、強権を使用し王国内を
立て直すものの、その手腕と圧政を恐れるものが多く、
大貴族の末席に名を連ねるのみである。
そんな彼の本当の姿を知るものは少ない・・・。
■imitatorのひとこと・・・。
このページは私の会社の簡単な経緯と、現在の会社で主軸と
なっている人物を六貴族として紹介したものです。
しかしながら、徐々に現社長の統治期間が長くなるにつれて、
主軸となった人物が変化し、幹部といわれる人物も変わって
きました。時の移ろいとは非情なものですね・・・。
さて、この中に私も一応存在します。。。
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